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会計人物伝

会計は難しい?

 会計はルールです。ルールは、あいまいだったり、抜け道があったりすると、存在する意味がなくなります。そこで、厳密に言葉を定義するために、どうしても表現がまわりくどくなったり、難しい言い回しになったりします。

 また、会計は、企業や組織をめぐるお金の流れを説明するものです。そのため、説明に使われる報告書、すなわち財務諸表は、いろいろなものの金額をあらわす数字で溢れかえることになります。

 これらの結果として、会計はとっつきにくく、無機質なイメージを抱かれがちです。

 とはいえ、企業や組織を経営するのは人間です。いかに会計基準が難解な文章で書かれていようと、財務諸表が無機質な数字ばかりであろうと、その背後には必ず人間の行動が存在しています。人間の意思や情熱なしには、会計を語ることはできないのです。

 いつの時代でも、人々はお金を巡って試行錯誤を繰り返してきました。会計は、そのお金の流れを効率よく説明するために生み出されたものです。よって、歴史に名を残す人物達の栄光や挫折を通して見れば、分かりにくい会計もちょっとは表情を和らげてくれるはずです。

第1回 上杉鷹山 ~無駄は省けど費用を惜しまず~

米沢藩の当主である上杉家は、関が原の合戦後に越後から移封されました。その当初から、藩収入の90%にも及ぶ人件費や、謙信公以来の格式ばった儀式にかかる経費が、藩財政を圧迫していました・・・>>詳細はこちら

第2回 ヘンリー・フォード ~誰が為の利益か~

西暦1863年、アメリカ中西部ミシガン州で農家の息子として生まれたヘンリー・フォードでしたが、農業にはあまり興味がなかったようです。幼少期から好きだったのは機械いじりで・・・>>詳細はこちら

第3回 鈴木商店 ~自己資本の意義~

明治の末期、日本経済は不景気のどん底にありました。産業界で倒産が相次ぐ一方、銀行に対しては取り付け騒ぎが続出し、大手銀行が破たんに至るほどの惨状でした・・・>>詳細はこちら

第4回 坂本龍馬 ~幕末資本の行方~

嘉永五年(1852年)、操漁中に漂流したところを米国船に救助され、その後米国で暮らしていた万次郎という漁民が、土佐に帰って来ました・・・>>詳細はこちら

第5回 サム・ウォルトン(ウォルマート創業者) ~見えない資産の力~

サム・ウォルトンの少年期から大学生時代までは、かの大恐慌の時代でした。そして、ウォルトンが育った米国中部は、その影響で深刻な打撃をうけました・・・>>詳細はこちら

第6回 レイ・クロック(マクドナルド創業者) ~負債とハンバーガー~

それは、1954年のある暑い日のことでした。カリフォルニアの片隅の町に、シカゴから一人の男がやってきました・・・>>詳細はこちら


CONTENTS

  • 上杉鷹山
  • ヘンリー・フォード
  • 鈴木商店
  • 坂本龍馬
  • サム・ウォルトン
  • レイ・クロック