
~ EBIT ~
Earnings Before Interests and Taxes(税引前利払前利益)の頭文字をとったもので、イービットと呼ばれます。
その名のとおり、支払利息と税金を無視した、会社の利益です。
税金は、企業の努力にかかわらず支払わなくてはならないものです。利息は、借入金に対して支払うもので、通常の事業活動によって生じる費用とは一線を画す支払いです。これらを無視することによって、EBITは、純粋に事業より獲得した利益を表します。
支払利息を入れることの問題点を、配当との比較で説明しましょう。資金が必要なときに、会社は負債(借入など)で調達するか、資本(株式発行)で調達するか、という選択があります。負債で調達すると支払利息が、資本で調達すると配当等が財務コストとしてかかります。配当も財務上のコストですが、株主への配当は利益処分であり費用としては計上されません。つまりどちらの方法をとるかで、利益は違ってくるのです。
これでは、純粋な事業自体の評価はできません。つまり、異なる資本構成の会社を比較する場合には、財務コストを省略したほうが、適切な比較を行うことができるのです。
もちろん、同じ会社において、事業部ごとの収益を比較したい場合にも、同じことが言えます。
*関連⇒Basic Earnings Power Ratio