
~Labor Productivity~
レイバー・プロダクティビティーと読み、労働生産性と訳します。経営分析の指標として用いる場合、従業員一人あたりで一定期間にどれくらいの付加価値を生み出しているか、を測る尺度として利用されます。
| 労働生産性 | = | 付加価値 | |
| 従業員数 |
小売業態を例にとって考えてみましょう。従業員3人の企業で、ある月の売上が100万円、仕入原価の合計は25万円だったとします。付加価値を「売上-仕入原価」として計算すると、この場合の労働生産性は、
| 労働生産性 | = | 1,000,000 - 250,000 | = | 250,000 | |
| 3 |
となります。これは、一人の従業員が1カ月間働くことで、250,000円の付加価値を生み出していること表します。
一般的に、給与は下方硬直的です。経営が苦しかったり、懲罰的な減給があったりしないかぎり簡単には下がらず、むしろベースアップとして上昇するものです。
そのような人件費の伸びに対して、従業員の労働生産性も伸びていかなければなりません。さもなければ、増え続ける人件費が次第に経営を圧迫し、利益率が低下していってしまいます。
経営的観点から見れば、労働者は「ヒト」という経営資源です。労働生産性の分析とは、その経営資源が企業の利益にどれくらい貢献しているのかを測ることになります。