テキストを選ぶ前に
1.合格への近道

簿記検定に合格する一番の近道は、とにかく問題を数多く解くことです。
練習量が少ないと、テキストを読んで理解しているはずなのに、いざ問題を解いてみたら間違っていた、なんてことになりがちです。
よって、テキストを買うときは、練習問題集も買うのを忘れないようにしましょう(できれば過去問題集も)。
なお、問題集にはこれといった違いもないので、迷わずテキストに対応した問題集を買っても大丈夫です。

 

2.わかりやすいテキストとは?

どのテキストが分かりやすいか、その答えは人それぞれです。
同じ部分の解説を読みくらべてみて、これだ、と思ったものがあれば、それがベストです。 とはいえ、そういうテキストがみつからなかったら・・・
そんな時は、特徴からテキストをえらびましょう。
イラストが多いもの、図表による解説が多いもの、逆に、文章での解説が多いもの、あるいは、要点がコンパクトにまとまっているものなど、テキストにはそれぞれ特徴があります。
各シリーズの特徴を較べてみて、自分に合う思うテキストを選びましょう。

 

3.会計学のすすめ

余裕があれば、会計学の入門書を読んでみて下さい。
株式会社の簿記では、複式簿記の記録をもとにして会計報告をします。
逆に言えば、会計報告をするために簿記がある、とも言えます。
会計を知る、つまり、なんのために仕訳のルールがあるのかを知ることで、簿記の理解が一層深まることでしょう。

 

4.独学の心得

独学には、

「自分のペースで勉強を進められるうえに安上がり」

というメリットがあります。
その反面、

・わからないところを気軽に質問できない
・マイペースになりすぎて、なかなか勉強が進まない
・合格する(理解する)ためポイントがつかみにくい

と言うデメリットもあります。
そのため、

「めんどくさくなったり、あきらめてしまったりして、途中で放り出す」

という羽目に陥りがちです。

更に、コストパフォーマンスの良さがマイナスに働いて、勉強をやめることに対する抵抗感はますます弱くなってしまいます。

そんな一長一短ある独学で成功するかしないか、鍵になるのは次の3つです。

☆すぐには解けない難しい問題でも、可能な限り自分の頭で考えるクセをつけること
☆たとえ短時間でも、毎日テキストを開く習慣づけをすること
☆どんなに忙しくても、勉強する時間を作る(すき間時間を見つけて利用する)こと

どれも特に難しいことではありません。3日、一週間、一か月と続けていくうちに、意識することなくやっているようになります。なによりも、続けることが大切です。

日商簿記は、決められた点数をとれば、まわりの成績に関係なく合格する試験です。他人との競争ではなく、自分との戦いです。がんばりが報われ易いので、あきらめずに続ければ、合格する可能性は高まります。



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